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就職を考えている人必見!自動車業界の課題

自動車業界に就職・転職を考えている方必見!

自動車業界に就職・転職をする理由はなんですか?

多くの人は「車が好きだから」「かっこいいから」「華やかだから」という理由で就職を考えているかと思います。

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しかしその漠然な理由で就職するのも危険です。

自動車業界の課題と今後の動向を踏まえた上で、有意義な就職活動ができれば幸いでございます。

 

 

 

1.自動車業界のこれから

結論から言うと、国内の自動車業界の販売台数は右肩下がりになっています。

1990年代では一時期800万台にも迫る勢いだった国内の販売台数が、直近では500万台を切る状況となっております。

自動車の販売台数が減少傾向になってきている理由は以下の3つが考えられます。

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①若者の自動車離れ

若者の自動車離れは自動車業界が右肩下がりしている原因の1つでもあります。

「お金がないから」「そもそも必要性を感じない」という理由が多いと思います。

この若者の自動車離れは今後の自動車業界の衰退にますます加速していくと考えられます。

②人口減少

人口減少も原因の1つなっているでしょう。特に車を使う現役世代が減少しており、さらに昨今の高齢者のブレーキ踏み間違え事故がメディアで多く取り上げられた影響により、早期から免許返納をする高齢者が増えたのも、自動車業界の販売台数が減少している理由の1つであると考えられます。

 

③公共交通機関の充実

若者の自動車離れの理由と付随しますが、公共交通機関が充実してきたから、自動車を使う必要性がないと考える人が増えてきたのも理由の1つになります。

 

2.他業界からの参入により、競合が加速する!?

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自動車業界では、CASE(C:コネクティビティ、A:オートノマス、S:シェアリング、E:エレクトリック)や、MaaS(モビリティアズアサービス)などの言葉が昨今で話題になり、これらのような車を使った消費者サービスが事業化してきています。

そのような状況下で、GoogleAppleなどの情報通信業SONYなどの電機メーカーなどが電気自動車や自動車運転者への関心を高めてきています。

 

そのような他業界からの参入が現実になると、競合先が増え、自ずとメーカーごとの販売台数がさらに減少していき、労働者としてはかなり厳しい状況になると考えられます。

自動車の「電気化」や「自動化・AI化」が加速していく中で、その分野に特化した業界が参入してくるとなると、既存のメーカーはどう対抗していくか。今後の動向が気になりますね。

 

3.まとめ

「自動車販売台数が減少傾向にある」

「自動化や電気化に特化した業界からの参入」

以上のこと2点から、これからさらに厳しい状況が続くことが予想されます。

 

しかし自動車業界は現在「CASE」による大きな変革期を迎えており、そういう点に関しては、今後も伸びしろのある業界であるといえます。

「自動車業界で働きたい」「でも自信がない」と思う方は、まずは就職エージェントに相談するのもありかと思います。

この記事を読んで少しでもためになったと思っていただけたら幸いございます。